「2024年の父の日に贈りたい!長く使ってもらえる財布の選び方!」
お父さんのリアルバイと選ぶポイント3つをご紹介
micスタッフ 根本
作成:2024年5月23日
更新:-
●いろいろあれこれ悩んでお父さんにプレゼントしたけど使ってもらえなかったら...?
6月16日の父の日が目前に迫ってきました!毎年来るこのイベントですが「何をあげたらいいかなぁ?」というお悩み、ありませんか?インターネット調査「父の日ギフトを選ぶ時の悩みはありますか?」によると第2位に「気に入ってもらえるかわからない」がランクイン(1位は「特に悩まない」)※。せっかくギフトとしてあげるなら気に入ってもらえて、しかも長く使ってもらいたいですよね。
そんな父の日ギフトアイテムに、「革財布」をあげてみてはいかがでしょうか?一見するとハードルが高い「ギフトとしての革財布」。ですが、お父さんの好みをしっかりつかめば、長く愛用してもらえるものになるはず!今回の読み物はスタッフやその家族に調査した「長く使ってもらえるギフト財布の選び方のヒント」をお届けいたします。
※出典:父の日.jp ( https://chichinohi.jp/ )
「【2024年版】父の日ギフトを選ぶ時の悩みはありますか?(父の日に関するアンケート調査)」(父の日.jpより)
1. お父さん世代は気に入ったものや好みのかたちを長く使う!
●実録リポート① 10年愛用の小銭入れ/名古屋店スタッフの父の場合
まずはお父さんにお財布を贈ったら実際に使ってもらえるのかどうか、自分の父親にお財布をプレゼントしたことがある2人のスタッフに「贈ったその後」を聞いてみました。
■ケース1 名古屋店スタッフ後藤の場合(30代・女性)
『父(60代)はmicの長財布と馬蹄型小銭入れを10年近く使っています。小銭入れはすごくお気に入りで2代目です。父は物を長く大切に使うタイプで、特に革小物は機能性を重視して選んでいます。』
(左:黒の長財布 右:馬蹄型小銭入れ)
同じ財布を10年も使っていると言うので、スタッフのお母さんに「お父さんの身の回りの物の買い方・使い方」についても教えてもらいました。
『(夫は)気に入ったものは長く使うタイプ。お気に入りは多少古くなっても使い続けています。私がひとりで選んで買ってくると気に入らないこともありますが、一緒に選んだものは長く使ってくれます。』
お父さんご本人によると、とくに気に入っているという馬蹄型の小銭入れは「一度箱型のものに替えたこともあるが、ボタンやホックがない馬蹄型の方が良かった。小銭が取り出しやすく、革が硬いのも気に入っている」ためずっと使い続けているそう。
「こどもや孫からプレゼントされたら、普段使わないものでも使ってみるか?」という問いには、「こどもや孫から貰ったなら使うけれど、リクエストしたもの(使い慣れたもの)の方が嬉しい」という答えが返ってきました。
●実録リポート② 14年愛用の財布&小銭入れ/本店スタッフの父の場合
■ケース2 本店スタッフ増田の場合(30代・女性)『父(70代)は入社してすぐの頃に贈った二つ折り財布とコインケースを持ち歩いているようです。どちらも14年くらい使っています!』
(左:愛用の財布セット 右:使われなかった三つ折財布)
お父さんの普段の様子やプレゼントした財布を愛用する理由について尋ねたところ、
父はモノにこだわりが全くないので、主に私の姉が父に合いそうな、汚れが目立ちにくい濃い色のものや丈夫そうなものをものを購入してあげています。
お財布は数年前に別のかたちを再びプレゼントしましたが全く使っていません。定番の二つ折り財布が使いやすいみたいです。母によると『高齢者は新しいものより使い慣れたものを使いたい』からみたいです(笑)。
こだわりがないと言いつつも、プレゼントしても使われるものと使われないものがあるという興味深いエピソードが返ってきました。
■まとめ
2人のお父さんのように10年以上も使ってくれるなら贈り甲斐のあるプレゼントになりますが、実際に使って貰うためには「使い慣れたもの」「好みに合うもの」というお父さんなりのポイントをクリアする必要があるようです。
ではいったい巷のお父さんはどんなお財布を好み、使い慣れているのでしょうか?ここからはお父さん世代のお財布の使い方、お金の使い方にフォーカスを当ててそのポイントを具体的にご紹介します。
2.お父さん世代の財布の好みとスタイル
●「持ち運び方」ー「財布はいつもポケット」スタイル
micの運営会社ラモーダヨシダで働くお父さん世代のスタッフに、普段使っているお財布について聞いてみました。
すると一番多かったのは「使う財布を変えてもかたちはいつも二つ折り財布」という意見。理由はシンプルで、「持ち運ぶときはポケットに入れるから厚みが出すぎない財布がよい」というもの。
micのお店でも
「ズボンのポケットやスーツの内ポケットに入れる前提の方が多いので、ポケットに入れたときにかさばらない厚さの物が好まれる傾向にあります」(神戸三宮店) 「お財布をポケットに入れる方が多いので、ヒップポケットシリーズを好むお客様が多いですね」(吉祥寺店)
という似た回答が返ってきました。
micのお店では定番の四角いフォルムのタイプに加えて、ヒップポケットタイプも人気を博しています。
小銭入れ付きの人気が高いですが、神戸店スタッフの話にあるように、厚みを重視して小銭入れ無しのタイプも以前より人気が高まっています。
いずれにせよ「ポケットにしまっている」お父さんに二つ折り財布が気に入ってもらえる可能性は高そうですね。
■お父さん世代に人気の【二つ折り財布】の人気ランキング
RANKING
●「ミニマルなマネーライフ」ーキャッシュレスとは違う「多く持たない」スタイル
もう1つお父さん世代のライフスタイルを知る上で興味深かったのはミニマリストともいえるお金の持ち歩き方。
キャッシュレス決済を積極的に使うわけではないけれど、お買い物をする機会が少なく、多くのお金・カードを必要としないお父さんのスタイルです。
御徒町店スタッフによると「父は以前、二つ折り財布と小銭入れをセットで使っていました。ですが3年前からmicのペコスシリーズのスーパーコンパクト札入れを使っています」とのこと。その理由を尋ねるとこんな答えが返ってきました。
『父は圧倒的な現金派。買い物をするときはそのたびに現金を下ろし使っていて、昼食も社員食堂で食べています。お財布に現金を多く入れていませんし、カードも少な目です。なので以前は二つ折り財布+小銭入れでしたが、今は三つ折り財布1つのスタイルになっています』
御徒町店を訪れる同年代の男性のお客様にも「二つ折り財布+小銭入れ」の方がいますが、「お話を聞かせてもらい、あれこれ財布を見てくださるうちに、三つ折り財布をお買い上げになることがあります」(同スタッフ)と、同じような乗り換えはこのスタッフのお父さんだけではない様子。
また本店スタッフの中にも
『以前は二つ折り財布と小銭入れを分けて使っていたが、カードも複数持っていないし、支払いをする機会が少ない(お弁当、水筒持参)ので、今では三つ折りサイズで十分足りる』
というものも(60代・男性)。同じくお金を使う機会が日常的に限られているため小さな財布にいたったようです。
「支払いは現金」なのでキャッシュレスとはまた違いますが、「普段お金を多く携帯しない」というミニマリストなお父さんにはコンパクトな三つ折財布が実用的だと考えられているようです。
■お父さん世代に人気の【ミニ財布】の人気ランキング
●「カード枚数」ー男性でもカードはたくさん「収納力重視」スタイル
ミニマリストのお父さんがいる一方、カード収納量を気にして選ぶお父さん世代のお客様が多くいらっしゃいます。
『接客していて気づいたことですが、男性でもカードを沢山持っている方が多く、収納枚数を気にして選んでいらっしゃいます』(神戸三宮店) 『収納力に長けたお財布をお探しの方が多いので、ミニマルチウォレットやミドルウォレット系も人気です』(吉祥寺店)
ミドルサイズのお財布はここ数年、長財布派の方からの乗り換えが多く人気の形の一つになっています。女性の方も多いのですが、男性の方もポケットにぎりぎり入ってしかもカードがたくさん入るといった理由から選ばれるアイテムです。 お父さん世代でもたくさん持ち歩く方には気に入ってもらえる可能性が高そうです。
■まとめ
お父さん世代の長く使ってもらえるお財布選びのポイントについてご紹介いたしました。ギフト選びのヒントになれば幸いです。繰り返しになりますが、ポイントとしては
①お財布の持ち歩き方 ― ポケットに入れる?
②お金の使い方 ― お買い物が日常的に多い?
③収納力 ― カード枚数はどのくらいか?
といった点をチェックしてみると形が絞り込めそうです。 重ねてきた年数分「使いやすさ」への思い入れが強いお父さんが多いのかな、と取材していく中で感じました。なのでギフトを選ぶ時は上の3つのポイントで、ご自分のお父さんを1度思い浮かべる、一番お父さんのことをよく見ているお母さんやご家族に聞いてみるとよさそうです。
●編集後記
今回話を聞いたお父さん世代のスタッフ全員に「こどもからもらって嬉しかった贈り物は?」という質問をしてみました。
「ふだんの会話の中で自分が欲しいと話していたことを覚えていて、娘たちが欲しかったモノを贈ってくれた」と笑顔のスタッフもいた一方で、「父の日や誕生日のギフトはいらないと宣言している。かつては貰ったこともあったが、気に入らないと返品してくれば?と言ってしまう」「父の日も誕生日も貰うことが少ない。服を貰うこともあるが、よくある父の日コーナーに置いてあるポロシャツとかはダサいのであまり嬉しくない。みんな自分の好みがあるからね」といった忌憚のない父の本音にも出会いました。
いろんなお父さんの話を聞いてつくづく実感しましたが、お父さんに何かを贈るときはいつも身近でお父さんをよく観察しているお母さんの協力が必須!親子で協力して今年は10年使ってもらえる素敵な父の日ギフトを!