さりげないアクセント②【上野店・革職人への道】

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皆さん、こんにちは。mic上野店のアズハタです。

秋はおいしいものがたくさんあっていいですね!

でも私はというと、1ヶ月前くらいに左下の親知らずを抜いたばかりなのですが、今度は右下が生えてきたみたいでご飯のたびに苦しんでいます。。

歯って大事ですね。。 😥

 

さて、今日は前回の続き、ネン引きのお話です。

 

 

 

まず、捻引きで出来ることをまとめてみました!

 

・見た目にすっきりとしたアクセントを入れられる

・糊付けしてある箇所では、より強力に貼れる

・淵にカマボコ状の丸みをつけられる

・縫うガイドをつけられる

などなどの効果があります。

 

 

実際に私が使っているのは、「ネジ捻」 「玉捻」 「一重捻」の三種類です。

 

まず、ネジ捻

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はい、ねじがついています

2枚の刃があり、ねじを締めたり緩めたりすることによって刃の幅を変えることができます。

この3つの中では一番良く使うかもしれないです!

 

 

使い方は、こうです

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片方の刃をはじっこに引っ掛けて際と平行に線を引きます。

平行なので、ミシンがまがってると捻引きすることにより目立ちます笑

 

角のまるいところを捻引きする時は、手じゃなくて品物を動かすのがコツです!

 

 

 

次は、玉捻

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こっちは、1枚の刃で、刃先に溝がついています。

幅は変えられないですが、逆に言うとブレがないのが良い所です!

引き方は、ネジ捻とおなじように片方を端っこに引っ掛けて引きます

 

 

 

最後に、一重捻(ひとえねん)

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刃が一枚のネンです。

 

 

この一重捻はこんなふうにつかいます↓

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へり返しした革のきわに引きます!

きわを潰すように捻引きをすることによって厚みによる段差を減らし、圧着することができます。

 

 

 

 

 

1枚の革に3つの捻を使い引いてみるとこんな感じです

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右 ネジ捻

上 玉捻

真ん中 一重捻 です

玉捻のほうが、革の際がまるくなっているような気がします

切りっぱなしの品なら、玉捻のほうがいいのかもしれないですね!

 

 

 

革により捻の引きやすさなどもかわるので、そんなときは温度を上げて捻引きしたりします。

温度調整ができるのが、この「トランス」です

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ただ、顔料仕上げの革だったりすると、温度が高すぎると溶けて刃にくっついたりするので気をつけましょう!

 

 

 

最後に、昨日(11月10日)から明日(11月12日)までパシフィコ横浜で開催されているHandmade Makersに2k540として他のお店の方々と一緒に出展させて頂いてます!

 

ぜひ遊びに来てください 🙂

 

 

 

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