こんにちは、mic 太田です。
だいぶ春めいて気持ちの良い季節になってきました。
今回はmicに使用しているブライドルレザーのご紹介をしたいと思います。
元々イギリスで生まれ、多くは馬具などに使用されることが多い革と言われています。
タンナーさんによって独特だそうなのですが、蝋燭のロウに魚介系・動物性のオイルなどを混ぜ合わせたものに漬け込んで仕上げている革になります。
染み込んだロウが浮き出て(永久的ではありませんが)、使用するとしっとりした艶・馴染み感が出てくるのです。
micのブライドルレザーは、後塗りの仕上げになっています。
染色後、職人さんが1枚1枚刷毛でロウを塗り込んでいきます。私も1度体験させてもらいましたが、塗っていても無色透明の為、塗れているのかどうか??
濃淡の調整も難しく、1日2日経って乾いてみないと仕上がりがわかりません。
当然好みもあるとは思いますが、これも手作業の良さ、、、ではないでしょうか。
牛革には吟面と言う膜のようなものが表面にあります。
一部のブライドルレザーには、この吟面を削ってからロウを塗り込む、という仕上げをした商品があるようです。
吟面を削ることでロウが平均的に塗り易く染み込み易いそうです。
micのブライドルは、吟面を残したままロウを塗り込むため、革にロウが乗りにくくムラ感が出てしまいます。
しかし、使用することで徐々にロウが染みこんでいき馴染んでいきます。
使い方・条件にもよりますが、1年ほどでロウが無くなり下地のカラーが出て艶が出てきます。
また、吟面が残っている事で、当然革も丈夫です。
(掲載商品)
newブライドルレザー 札入れ革財布 ブラック
神戸店取り扱い有NEW!!刻印可
商品番号 MH1146
販売価格 ¥15,400(税込み)
前述しました通り、手塗りの作業なので1枚の革でも塗り具合にムラが出てしまいます。
裁断する部位によっても仕上がりに違いが出てしまいます。
実店舗では在庫の中から選んでいただけますが、web通販ではどうしても紹介している画像と違いが出てしまいます。
申し訳ありませんがご了承いただければ幸いです。
是非、店舗でもご覧になって下さい。
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